3月5日に開催された
特別ゲストによるセミナーの録画版になります。

今回は、国際福祉事業家である
菅波茂氏をお招きして

「外国人から信頼される日本人とは？」

をテーマに、お話しいただきました。

学生の時から世界中を飛び回ってきた菅波氏。

日本とは違う文化をここまで
熟知されてる方はそういないと思います。

それこそ、あのタリバンとも、
家族同然の関係性を築けたのだとか。

一体、どうやって信頼を得ていったのか？

災害支援や人道支援しようと思っても、
嫌われてしまったら何も出来ないわけです。

支援される側にも、プライドがあると
菅波氏は教えてくれます。

と。

とにかく他では聞けない話の連続でした。

特に海外に行くことがある人は、
必聴の内容になっているかと思います。

今回の話を聞けば、
現地の人との関わり方が
大きく変わってくるはずです。

というわけで、
ぜひじっくりと時間を作って
視聴してみてください。

海外の見え方が変わります。 

動画概要(98分33秒)

 【菅波氏の正体】

・なぜか経済クラブ会員だった大物
・去年6月にフィリピンで初めてお会い
・名刺に「AMDA会長」
・大学が封鎖され海外に飛び出す
・「何でも見てやろう」著 小田実
・22歳から世界を見回り続けてきた人生
・本性は“聴診器を持った探検家”

【探検家と冒険家の違い】

・リスクが楽しい冒険家
・未知との遭遇が楽しい探検家
・全く異なる“死の捉え方”
・紛争 災害が多い地域はだいたい行った

【外国人から信頼される日本人とは？】

・物資を送るだけでは信頼は生まれない？
・ザンビア人が語った信用と信頼の違い
・日本人は信用できるけど信頼はできない
・イギリス人は信用できないけど信頼できる
・信用はお金
・信頼の反対は裏切り
・日本の古き慣習 “村八分”
・残り二分は何なのか？
・葬式と火事
・この時だけは外部の人も入りやすい
・紛争 災害は特に人が多く亡くなる
・100年前の血縁が有効？！
・それはもうファミリー
・ローカル イニシアティブ(主導権は現地人に)
・植民地主義とは真逆のコンセプト

【フィリピン人は信用ならん by 横森】

・血縁共同体で1番重要なこととは？
・血を流してくれたかどうか
・独立運動への協力
・本当に日本を信頼してくれているインドネシア
・日本を疑うベトナム
・ミャンマーへの対応を間違った日本
・日本と敵対していたフィリピン

【AMDAの三大強み】

・なぜ助けるのか？
・支援するときは双方に
・医療和平というコンセプト
・日本人が下手な相互扶助
・ローカルイニシアティブ
・日本のNGO

【タリバンに停戦を提案】

・タリバン vs 北部同盟
・双方からの信頼
・8000人を蒸し焼きにしたタリバンの男
・1週間 寝食を共に
・人殺しの目ではなかった
・完全なる宗教家
・北部同盟の男を岡山の後楽園に
・ハイジャック機で人質になったAMDAメンバー2名
・2週間 毎日の報告電話

【赤十字 & 国境なき医師団との違い】

・一切給料を払ってないAMDA
・哲学も全然違う
・常に多国籍チームで活動

【有言実行と不言実行】

・国際貢献は「なぜ」が入ってない
・世界の多くは啓典の民
・聖書を理由にすれば納得
・言は神のお言葉
・行は民の行動
・日本の美徳と世界常識
・不言実行ほど理解されない？
・ODA (お金 だけ あげる)

【相互扶助の威力】

・サハリン空港に入った時の話
・着陸許可はあるがビザはない
・ロシア側とのやり取り
・「災害のときに助けてくれたでしょ」
・援助を受ける側にもプライドがある
・相互扶助はプライドを刺激しない
・支援物資を「いらん！」と言われたことも
・フィリピンのラモス大統領の言葉
・「年金の1ヶ月分、寄付をしたい」で大拍手

【今のイスラエルについて】

・アシュケナージ系とスファラディ系
・アメリカにあるユダヤ人協会
・AMDAに突然届いたFAX
・杉原千畝の話
・神戸でみんなで炊き出しした
・500万円の支援
・ニューヨークテロの時には相互扶助

【危険地帯に誰を派遣するのか？】

・運があるかどうか
・色々と質問をしてくる人は除外
・本能で身の危険を察知してる可能性
・人間誰しも周期がある
・津波をギリギリ回避できた運が良い事例

【横森さんの深刻な悩み】

・クレクレ君が多いフィリピン
・そういう人達と相互扶助は可能なのか？
・4万ドル横領した社員
・必ず同じ国の人をコーディネーターに
・冠婚葬祭の文化の違い
・結婚式を喜ぶ日本人
・葬式を重要視する国々
・関係者の葬式には必ず出席する事
・会社としてではなく個人的に
・血縁共同体の常識
・そうすれば家族同然に
・葬式はスタッフに行かせていた横森
・ファミリーになれば騙しも裏切りもない
・マフィアみたいなもの

【フィクサー田中清玄】

・アジアで物凄い信頼を得た男
・共産党幹部
・「お宅のお墓参りをさせて頂きたい」
・地元民の心を掴む

【探検家としての1番の思い出】

・アチェ独立運動
・ルワンダ難民が我が子に「アムダ」と命名
・人道支援家じゃないんです

【菅波さんって諜報員では？】

・インテリジェンスを疑われたことも
・その筋から警戒されているAMDA
・マネロン可能
・過激な宗教にも人道支援
・世界各国に支部
・医者というライセンス
・1億円もない予算
・100億円以上予算がある団体はインテリジェンス？
・赤十字、国境なき医師団なんて…まさに
・AMDAは国境を尊重してます
・赤十字の目玉の飛行機
・AMDAの電話は常に盗聴されてる？

【菅波さんの今後の活動】

・長寿医学研究所を作りたい！
・世界の伝統医学をもとに
・アーユルヴェーダ、漢方、ハーブ、鍼など
・これはプロレス団体に狙われちゃいます
・中国やインドには凄い権力者がいた
・皇帝の三大欲求
・美味しい 別嬪さん 長生き
・伝統医学は皇帝の医学であり回春学

【良い人とは？】

・今は鎌倉時代に似てる？
・疫病 戦乱
・「物をくれる人」鴨長明
・経済クラブへの賛美
・茶化しながらも本当の事を言ってる
・こんなに面白いチャンネルは他にない
・四柱推命

【世界から見た日本の素晴らしさ】

・生まれながらにして知ってる謙虚さ
・リーダシップは分かってもお世話役は分からない
・AMDAが血縁共同体を越える存在になれてる所以
・「フィリピン人に謙虚なんてない」横森
・ぜひ世界サバイバルに活かしてみてください

…etc