先日友人から、 ノーロード投信で有名なさわ○○ファンド を勧められました。私はそれに投資する気は全くありませんが、「世界的な金融危機が起きたら、株価等が下落し投信が破綻するようなことはないのか」とあえて友人に質問をしました。それに対する返答として、企業自体が保険に入っているから 投資家の利益は確保 されるとのことでした。話に辻褄が合わないと思い、それ以上質問はせず話を終わらせましたが、そこで質問です。たとえ保険に入っていたとしても、その保険会社が担保としているのは国債等の金融商品であるため、金融危機の際には保証しきれないのではないかと思います。この考えが正しいのか教えてください。
そもそも投資信託の投資に対するリスクは投資家が負うはずなのに、この投信は保険に入る必要があるのか疑問なのですが、この話自体がデマなのでしょうか。横森さんの考えを聞かせてもらえれば幸いです。
質問786 ノーロード投信は投資家の利益は確保されるのか?
音声ダウンロード(MP3) [4月21日収録]
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質問787です。
>現代社会では失敗を恐れ
>行動できない人がおおいです。
失敗することが予測決定した段階で、親や先生や友人や上司に「失敗の尻ぬぐい」をさせて、「自分は失敗しなかった」に持ち込む奴も多いから、失敗の経験値を積めない人も多いんだな、現代は。
後になって「助けてもらえなくても出来た」とか「最初からわかっていた」とか「教えてもらわなくても自分で出来た」とか「あの時に~~が来なければ成功できた」とか言うから、次の失敗は尻ぬぐいして貰えないくて、責任放り投げの敵前逃亡。逃亡したから責任は自分にはないという無茶苦茶な論理で、これまた「私は失敗していません」で失敗の経験値がまた積めず。
失敗は「敗戦処理まで自分だけで解決」という段階までやって、初めて経験値として積みあがる。
小さな失敗の経験値を積んで、失敗した時の精神的ショックに対する免疫力を、ガキの頃から積んでいないと、大人になって社会に出てからでは、失敗に対する恐怖が大きすぎて何もできない。だからネット情報で安全を確認できるまでは、何も行動できない。ネット情報を鵜呑みにするもんだから、詐欺師に完全に騙される人もかなり多い。
失敗というのは、ガキの頃は「たぶん大丈夫だろう」とか「~~が大丈夫だと言っていた」という、安全だと信用しきっていたものが、結果として実際には裏切られた経験だ。
みんな仲良し、危ないことは親か男子がやってね、タイプの女性は若い時の失敗が少ない。特にカワイコちゃんや美人は、まわりの男性や大人たちがチヤホヤしてくれるので、失敗する前に誰かが肩代わりしてくれるか、尻ぬぐいをしてくれる。だから美しい顔面が崩壊していく中年以降は、夫ですらチヤホヤしてくれなくなるので、小さな失敗でも恐怖でチャレンジできなくなるか、簡単に詐欺師にお金を騙し取られるかの、どちらか。
振り込め詐欺やリフォーム詐欺に騙される女性高齢者は、若い時に小さな詐欺や、詐欺まがいのギリギリ合法業者に騙された経験がないし、ずっと専業主婦でやってきたから仕事社会のドス黒さを知らない。つまり信用して裏切られたという失敗経験がないからなのだよ。自業自得ですな。人生最後の最後に数千万円を騙し取られて、家族にまでいつまでもネチネチやられて、自殺してしまうバアさんが多いからな。
犯人も悪いけれども、小さな失敗からも逃れてきた「失敗経験を積まなかったツケ」「先延ばしにしてきた失敗経験スコア」を晩年まで貯めてきてしまった被害者も悪い。神様から「失敗しない人生借金」を強制執行されただけですな。
オイラや西谷さんや横森さんの様に、ケンカすることに躊躇しない危険タイプは、失敗するよと忠告されても「失敗しても、失敗ネタで笑いを取れるやんけ」と無謀な賭けに出ること多し。まあこれは生まれつきの性格だから、育った環境や躾(しつけ)や教育が原因ではない。この人たちのレベルまで、無謀チャレンジャーになる必要はありません。
文章も書くのに失敗(推敲、校正のやり直しばっか)を積み重ねるとうまくなる。ちなみに読書量が増えれば、自然に語彙力は増えるので、読んでいる人が読みやすい複数の表現を選択して書く。
あまりオイラのコメントを読みすぎると、文体がオイラに似てくるので要注意。(改行や句読点、カギかっこ、漢字やカタカナ・ひらがなの使い方など) まあ逆に言えば、オイラの文体を真似したければ、オイラの文章を何度も読み返すこった。自然とオイラと同じ文章能力は身につく。ただし知識量や語彙力、構文力には差があるので、まったくオイラと同じ様な文章を書けるようになる訳ではないので、ご注意。